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食物とは、直接関係ありませんが、脳が作り出していて免疫力を高めている物質である脳内モルヒネに少し触れさせていただきます。
脳が分泌するホルモンの一種に脳内モルヒネといわれているものが有ります。
人間が、気持ちいい、楽しいと感じたときに脳で分泌される脳内モルヒネの一種のβーエンドルフィンは、免疫力強化し、老化を防ぎ、自己治癒力を高める作用があります。
現在知られている脳内モルヒネは、βーエンドルフィン、エンケファリンなど約20種類で、これらは、麻薬のモルヒネと似た化学方程式を持っています。
脳内モルヒネが作用するためには、それを受け取るためのレセプターが、必要になりますが、免疫システムを担う白血球であるNK細胞にも脳内モルヒネを受け取るレセプターがあることがわかっています。
米国のチェスター大学のデビット・フェルトン博士は、脳内モルヒネのβーエンドルフィンが分泌されるとNk細胞が活性化し、免疫力が高まることを証明しています。
このことが、昔からよく言われている「気持ちの有り様が、生命の力に大きく影響する」という説に科学的な裏付けを与えてくれるように思えます。
それと、脳内モルヒネを分泌させるのは、「プラス思考」にあります。
感動や、感激、楽しい、気持ちがいいと感じる思い、果敢に挑戦する意欲、悲しみを克しようとする勇気、などなど、およそ、前向きな気持ち、感情は、すべて、脳内モルヒネの”分泌促進剤“になります。
それと、昔から、「笑いは百薬の寵」という言葉があります。大阪大学名誉教授の中川米造博士は、「病気の原因は、ストレス。それを取り除くことが健康の第一条件」ということをお話されております。
ストレスを取り除いて、「ユーモア、笑い、楽しく感じる」気持ちを持っていれば、脳の中にβーエンドルフィンが分泌され、それにより、自己免疫力が高まり、細胞の活性化に役立つのです。
マラソンランナーが、走っているときに気分が高揚してくる現象、いわゆるランナーズハイもβーエンドルヒンの作用だといわれていますし、1972年に、ニクソン大統領が中国を訪問して鍼麻酔に驚いたことが、報道されましたが、鍼麻酔も“つぼ”を刺激することによって、β―エンドルフィンが分泌され、鎮痛効果を発揮し、痛みを軽減します。
それと余談になりますが、βーエンドルフィンを分泌さすためには、43度Cから45度Cぐらいの熱いお風呂に5分ぐらい入ることにより、βーエンドルフインが分泌されることが確認されています。
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