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そばには、小麦粉や、お米をしのぐ約12%の良質のたんぱく質が含まれています。
普通の穀類の中では、たんぱく質が含まれているものとしては、最高の部類です。
たんぱく質が良質であるかどうかの基準は、たんぱく質を構成するアミノ酸の中で、体に必要不可欠な必須アミノ酸をどの程度バランスよく含んでいるかによります。
通常これをアミノ酸スコアといいますが、そばに含まれているアミノ酸スコアは100で、小麦粉は44、お米は65と比較しても、断然優れています。
中でも、日本人に不足しがちなビタミンB郡が豊富に含まれています。
小麦粉や、お米に比べればビタミンB1は2倍から4倍 、ビタミンB2は4倍近くも含まれています。
そのほかにも、肝臓を脂肪肝や、肝硬変から保護する働きのあるコリンも豊富に含まれています。毛細血管を若返らせてくれるフラボノイドのルチンも含まれています。
それと同時に、忘れてはならないものとして、ほかの麺類や、ご飯と比べても植物繊維が豊富に含まれているということです。
そば1枚分(約200g)で、水溶性食物繊維1gと不溶性食物繊維3gが摂取できます。
これは、うどん一杯分(250g)に比べて、それぞれ、4倍:2.4倍、ごはん一膳(140g)
には、100倍(お米には水溶性の繊維はほとんど含まれていません)):5.3倍含まれています。
水溶性の食物繊維には、コレストロールやブドウ糖を吸着してそれらの吸収を阻害する作用があります。
このために、血液中のコレストロール濃度や、血糖値の上昇を抑えられ、動脈硬化や、肥満、糖尿病の予防することにもなります。
また、大腸の中では、便通を整えて、発がん物質を吸着する働きをします。
まさしく、そばは、成人病の予防にとっても、健康食の優等生です。
厳密に言うならば、そばの実は、内側はでんぷんが多く含まれていて、白っぽい色をしています。
この部分を主に使っているのが、白っぽい“更科そば”です。
外側の部分には、黒っぽい色をしていて、この部分に、たんぱく質、ミネラルなどが多く含まれています。
信州そばや、田舎そばは、この部分を含めたそば粉になっています。
つまり、白いソバよりも、黒っぽいソバのほうが栄養価的には、高いといえます。
そば湯には、水溶性の植物繊維がたくさん含まれていますので、十分飲むようにしたほうがいいのです。
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